- 請願第62号 -
全ての障害児に行き届いた教育の保障を求めることについて
- 請願項目は、通級学級の条件整備、障害児学級の充実、障害児学校の改善を求め13項目が提出されました。どれをとっても切実なものばかりでした。特に通級指導教室については各小中学校に置くことが求められているにもかかわらず、実際には小学校で845校中108校に設置され、13%にしかなっていません
(言語82、情緒4、難聴1、LD・ADHD21)。中学校では384校中2校に設置され、0.5%です。それに、中学校では、言語も障害も難聴に対しての通級指導学級がありません。また、要求の高い支援員も各校に配置が促されているものの、小学校で50%、中学校で32%の学校にしか配属されていません。
あまりにも遅れている状況です。
また、各小中学校内に置くことが義務付けられ、障害児に対するコーディネートを担当するコーディネーターも現在の職務と兼務のためそのための十分な手立ては取れないでいます。特別支援教育推進のための制度の改善に関する要望書が5月1日付けで八都県市首脳会議からも出され、その内容は「地域のセンター的機能の
充実を図るため、全ての特別支援学校へ。また、小中学校にも順次特別支援教育コーディネーターを措置して欲しい」というものでした。これを見ても、人材が以下に足りないかがわかることなので、是非採択をするべきだと訴えました。民主党の議員から、紹介議員になっているからと私に8項目の質問があり、わかる範囲内では
ありますが、お答えしました。
結果は、共産党の私は13項目全てに賛成。民主党の3人は8項目賛成し5項目反対。公明は1項目継続主張し、12項目に反対。自民党は全てに反対しました。
請願項目
1.通級学級に在籍する障害児の学ぶ条件を整えてください
- 30人学級を県の責任で実現してください。(当然)
- エレベーターや障害者トイレの設置など、障害児が安心して学べる環境整備を計画的に進めてください(通常学級の条件整備に欠かせない)
- 通級指導教室をすべての小中学校に設置し、教員を配置してください。
- 特別支援教育コーディネーターなど、「特別支援教育」をすすめるために必要な教職員を、すべての小中学校に別枠で配置してください。
- 障害児の排除になる「全国学力テスト」を中止するよう国に働きかけてください。
2.障害児学級(固定式)を大幅に増設・充実してください
- 障害の重度化、多様化に対する教職員の加配をしてください
- 障害種別に応じた固定式障害児学級の設置を推進し、教職員定員を改善してください。
- 障害種別に応じた通級指導教室の設置を進め、教室の編成基準を上限8名としてください。
3.障害児学校の教育を充実してください
- 長時間通学、教室不足、マンモス学校などの実態を解消するために、障害児学校の適正な通学時間、学校規模および適正配置について国の指針を明らかにするよう国に働きかけてください。
- 児童生徒に負担の大きい長時間通学、膨大な教室不足の過密解消を速やかに行なってください。
- 障害種別を越えた学校(地域型)において、障害に見合った専門的な教育や、集団の保障ができるよう、障害別教育部門の設置と教職員配置を制度化してください。
- 障害児学校のセンター的機能を果たすために必要な教員を配置してください。
- 子どもたちの通学保障とともに、自立に大きな教育的役割を果たしている寄宿舎の役割を認め、必要な全ての障害児に保障できるように一層充実してください。